31.人事労務 2021年10月投稿まとめ

A先生

2021/10/01

当院でオープニングから勤務してくれたパートさんが辞職しましたので、事例共有。

もともと子供のために午前勤務だけの方。
時給1300から1400円に上げてください、と唐突に賃上げ要求。

同じ時給でフルタイム働いてくれてる人より午前勤務だけの方の時給を上げられないよ、
よくて1350円だよと伝えましたが、本人には不満のようで、
「それならもっと評価してくれる所に移ります」と啖呵きってきました。
もともと准看護師(よく働く)を下に見たり、スキルの割に自分はできるアピールが強い人でしたので、
「進退の答えが出たら教えてね」と伝えておりました。

半月以上、全然答えを持って来ないので、
どうするか面談しましたが、
「やめると伝えたのは院長に考えを改めてもらいたかったから」
「君は必要な人間だとか、是非残って欲しいとか言う言葉は無いんですか!」
「私の開業からの働きは評価せずに辞めてくださいって事ですね」
などと宣うので、

「いやいや、1350まで時給アップを提案してるし。
時給アップに不満で辞める言い出したのは貴方だし。
自分で言い出した事なので、こっちに決めさせずに
自分が続けるか辞めるか決めてください。
そもそも、なんで一番勤務してないアンタに
院長が上から目線でマウント取られなあかんの笑」

と突き放した所、退職。

仲の良い医療事務の子には
散々悪口言って辞めて行きましたが、師長、事務チーフは事情を知ってましたので余り波風たたず。

教訓
1)来るもの拒まず去るもの追わず。明日に期待せず過去に拘らない。
2)面接で違和感あった人はいずれ辞める
3)雇用は人数に余裕を持っておき、切るのを躊躇わない。
4)オープニングスタッフ退職は経営者としての自分の成長と他のスタッフに対しての試金石「聖なる犠牲」と思ってシャープに切ろう!
5)失恋と同じで退職も慣れれば気にしなくなる。次の出会いに向けてポジティブになろう!

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